2010年05月28日
ネットの入口と出口
ネットのあちら側とこちら側が語られてからもう4年。
4年間に起こったことを上げるときりがない。
4年前はGoogleがintelの時価総額を抜き、Microsoftについでハイテクベンチャーの時価総額ランキングでは2位になった。
4年後、Googleは米ではFacebookにアクセス数を抜かれた。
4年後、Microsoftは時価総額でAppleに抜かれ、 appleはハイテク系時価総額で1位の座に就く。
FacebookとAppleに共通するものは何だろう。
それはネットの入口と出口をおさえに行っていることじゃないかと思っている。
入口とはコンテンツの入口である。
Facebookでいえば多くのユーザーによって毎日30億枚以上の写真がアップロードされている。
Appleはiphone os SDKを公開してから2年もたたないうちにおおよそ20万本近くのアプリが公開され、世界一ゲーム数を抱えるハードになった。
出口とはユーザーとコンテンツの接点である。
Facebookは5億人のユーザーが毎月アクセスをし、その半分が毎日アクセスをして、ついにはアクセス数でGoogleを抜き去った
iPhoneの販売台数は5000万台を超え、ipod touchを含めると8500万台と1億台に近づきそうなプラットフォームになっている。
プラットフォーム。
よくプラットフォームの議論になる際に入口と出口はごっちゃにされる。
入口と出口が同じプレイヤーになるとは限らない。
たとえば、Facebookで、日本人のTLをみると、過半数の人がtwitterからつぶやきがアップロードされている。
FourSquareの位置情報フィードはFoursquare上よりもFacebook上やTwitter上で見かけることが多かったりはしないか。
短縮URLサービスはbookmarkの入口として機能していく片りんを見せている。ニュースコンテンツをはじめ、多くのwebURLが短縮URLを介することで短縮URLサービス自体が特定分野の入口となる可能性を秘めている。
1つの仮説として、入口はそのコンテンツに最適なアプリケーションが存在し、大きくなっていく可能性がある。
APIやシングルサインオンなどの文化が浸透し始め、webサービス間のゆるい連携が可能になってきた昨今、出口側はそれを受け付けることでよりコンテンツが集まるようになり、入口側はトラフィックとユーザーを稼げるので出口への開放へと向かっていくからだ。
では、入口と出口。
どちらがプラットフォームなのか。
それはもちろん、出口だ。
出口は限りなく1つに近づいていく。
いま個人の情報はFacebookに集まっている。
名前、性別、出身地、学歴、職歴、写真、動画、友人関係、イベントスケジュール、今何をしている?、今どこにいる?
クラウド、クラウドなんて話が盛り上がって久しい昨今だが、
BtoCでいえばクラウドの覇者は間違いなくFacebookだ。
そしてモバイルアプリケーションを集めているApple
ゲームや音楽、映画、ビジネスツールに、ライフワークツール。
そして、先日、日本では本日、そこに電子書籍が加わった。
そのiPhoneの時期OSにFacebookが組み込まれるという噂もある。
androidはすでに組み込まれている。
それは長年、一番のソーシャルグラフであったアドレス帳が1つのSNSに置き換えられるかもしれないことを示唆する。
面白いのはオープン戦略によって出口の主役の座を射止めたFacebookと、デバイスによって出口を抑えに行き、入口に大きな門番を立てながらもここまで成功してきたApple。
その戦略の違いだ。
もちろん、Facebookもちゃくちゃくと入口を抑えに向かっている。
あまり話題にならなかったが先月Facebookはある会社を買収している。
写真共有サービスのDivvyshot
この買収は何を示唆しているのだろうか。
Facebookはいままでのハイテク業界に巨人たちと比較して買収戦略のうまさが際立っている。
うまさというよりは、怖いぐらいクレバーといった方がいいかもしれない。
Facebookが最初に買収した会社
Parakey
彼らはwebのOSを目指していた。
3年前の買収報道のTechcrunchの記事といまのFacebookをみれば彼らが当時何を目指して買収したかは一目瞭然だ。
ユーザーの視点でみると、Parakeyは「OSにできることは何でもできるオペレーティングシステム」だという。これを訳せば「自分のデータを簡単に保 存して世界中で共有できる」ということ。Parakeyのほとんど全部はオープンソースで、ライセンス方式はFirefoxに似ている。Parakey は、ハードディスクにあるものすべて―メール、写真、ビデオ、レシピ、カレンダー―を扱うツールのためのプラットホームを目指している。実際、見た目はふ つうのウェブサイトで、ただしそれを編集することができる。ネットに繋いで、ファイルを次々クリックして、コンテンツを見たり、手を加えることさえでき る。さらに、世界中のみんなに見てもらいたいものにマークを付けることもできる。ふつうのウェブをサーフィンするのと同じように、誰にでも自分の Parakeyサイトを見てもらえる。特に嬉しいのは、オンライン上のParakeyが、自宅のPC上のParakeyと連絡して、Parakeyページ のコンテンツを自宅PCの最新バージョンとシンクロしてくれることだ。つまり、オフラインでもサイトを更新できる。
そして次に買収した会社、こちらは有名なFriendFeed
説明の必要なく、この会社の技術、メンバーこそが
いまのFacebookのソーシャルグラフの肝だ。
FriendFeedの創業者、Bret TaylorはFacebookのプラットフォーム・プロダクトの責任者で、さる4月に行われたF8で、social pluginの発表者でもあった。
もちろん、そこに風穴をあける可能性だってまだまだある。
2010年の1-3月の段階でOSの出荷台数でiPhoneをAndroidが抜いた。
(ただし、このトレンドが続くかはわからない。来月に発表があると噂の次世代iPhoneが発売を控えている)
1年前にブログPlatform on Platformという考え方を書いた。
hotなPlatformは移り変わっていく。
いま新しいwebサービスを作るなら、出口よりも入口をおさえにいくサービスがおもしろい。
もちろん、出口で覇者になるということはインターネットの世界に身を置くものとしては歓喜に沸くことなんだけど、それ以上に1番になれないと面白くない(笑
4年間に起こったことを上げるときりがない。
4年前はGoogleがintelの時価総額を抜き、Microsoftについでハイテクベンチャーの時価総額ランキングでは2位になった。
4年後、Googleは米ではFacebookにアクセス数を抜かれた。
4年後、Microsoftは時価総額でAppleに抜かれ、 appleはハイテク系時価総額で1位の座に就く。
FacebookとAppleに共通するものは何だろう。
それはネットの入口と出口をおさえに行っていることじゃないかと思っている。
入口とはコンテンツの入口である。
Facebookでいえば多くのユーザーによって毎日30億枚以上の写真がアップロードされている。
Appleはiphone os SDKを公開してから2年もたたないうちにおおよそ20万本近くのアプリが公開され、世界一ゲーム数を抱えるハードになった。
出口とはユーザーとコンテンツの接点である。
Facebookは5億人のユーザーが毎月アクセスをし、その半分が毎日アクセスをして、ついにはアクセス数でGoogleを抜き去った
iPhoneの販売台数は5000万台を超え、ipod touchを含めると8500万台と1億台に近づきそうなプラットフォームになっている。
プラットフォーム。
よくプラットフォームの議論になる際に入口と出口はごっちゃにされる。
入口と出口が同じプレイヤーになるとは限らない。
たとえば、Facebookで、日本人のTLをみると、過半数の人がtwitterからつぶやきがアップロードされている。
FourSquareの位置情報フィードはFoursquare上よりもFacebook上やTwitter上で見かけることが多かったりはしないか。
短縮URLサービスはbookmarkの入口として機能していく片りんを見せている。ニュースコンテンツをはじめ、多くのwebURLが短縮URLを介することで短縮URLサービス自体が特定分野の入口となる可能性を秘めている。
1つの仮説として、入口はそのコンテンツに最適なアプリケーションが存在し、大きくなっていく可能性がある。
APIやシングルサインオンなどの文化が浸透し始め、webサービス間のゆるい連携が可能になってきた昨今、出口側はそれを受け付けることでよりコンテンツが集まるようになり、入口側はトラフィックとユーザーを稼げるので出口への開放へと向かっていくからだ。
では、入口と出口。
どちらがプラットフォームなのか。
それはもちろん、出口だ。
出口は限りなく1つに近づいていく。
いま個人の情報はFacebookに集まっている。
名前、性別、出身地、学歴、職歴、写真、動画、友人関係、イベントスケジュール、今何をしている?、今どこにいる?
クラウド、クラウドなんて話が盛り上がって久しい昨今だが、
BtoCでいえばクラウドの覇者は間違いなくFacebookだ。
そしてモバイルアプリケーションを集めているApple
ゲームや音楽、映画、ビジネスツールに、ライフワークツール。
そして、先日、日本では本日、そこに電子書籍が加わった。
そのiPhoneの時期OSにFacebookが組み込まれるという噂もある。
androidはすでに組み込まれている。
それは長年、一番のソーシャルグラフであったアドレス帳が1つのSNSに置き換えられるかもしれないことを示唆する。
面白いのはオープン戦略によって出口の主役の座を射止めたFacebookと、デバイスによって出口を抑えに行き、入口に大きな門番を立てながらもここまで成功してきたApple。
その戦略の違いだ。
もちろん、Facebookもちゃくちゃくと入口を抑えに向かっている。
あまり話題にならなかったが先月Facebookはある会社を買収している。
写真共有サービスのDivvyshot
この買収は何を示唆しているのだろうか。
Facebookはいままでのハイテク業界に巨人たちと比較して買収戦略のうまさが際立っている。
うまさというよりは、怖いぐらいクレバーといった方がいいかもしれない。
Facebookが最初に買収した会社
Parakey
彼らはwebのOSを目指していた。
3年前の買収報道のTechcrunchの記事といまのFacebookをみれば彼らが当時何を目指して買収したかは一目瞭然だ。
ユーザーの視点でみると、Parakeyは「OSにできることは何でもできるオペレーティングシステム」だという。これを訳せば「自分のデータを簡単に保 存して世界中で共有できる」ということ。Parakeyのほとんど全部はオープンソースで、ライセンス方式はFirefoxに似ている。Parakey は、ハードディスクにあるものすべて―メール、写真、ビデオ、レシピ、カレンダー―を扱うツールのためのプラットホームを目指している。実際、見た目はふ つうのウェブサイトで、ただしそれを編集することができる。ネットに繋いで、ファイルを次々クリックして、コンテンツを見たり、手を加えることさえでき る。さらに、世界中のみんなに見てもらいたいものにマークを付けることもできる。ふつうのウェブをサーフィンするのと同じように、誰にでも自分の Parakeyサイトを見てもらえる。特に嬉しいのは、オンライン上のParakeyが、自宅のPC上のParakeyと連絡して、Parakeyページ のコンテンツを自宅PCの最新バージョンとシンクロしてくれることだ。つまり、オフラインでもサイトを更新できる。
そして次に買収した会社、こちらは有名なFriendFeed
説明の必要なく、この会社の技術、メンバーこそが
いまのFacebookのソーシャルグラフの肝だ。
FriendFeedの創業者、Bret TaylorはFacebookのプラットフォーム・プロダクトの責任者で、さる4月に行われたF8で、social pluginの発表者でもあった。
もちろん、そこに風穴をあける可能性だってまだまだある。
2010年の1-3月の段階でOSの出荷台数でiPhoneをAndroidが抜いた。
(ただし、このトレンドが続くかはわからない。来月に発表があると噂の次世代iPhoneが発売を控えている)
1年前にブログPlatform on Platformという考え方を書いた。
hotなPlatformは移り変わっていく。
いま新しいwebサービスを作るなら、出口よりも入口をおさえにいくサービスがおもしろい。
もちろん、出口で覇者になるということはインターネットの世界に身を置くものとしては歓喜に沸くことなんだけど、それ以上に1番になれないと面白くない(笑
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この記事へのコメント
1. Posted by ここ 2010年05月31日 12:44
いい感じですね♪
2. Posted by えりな 2010年06月22日 10:31
やっほー!
初めまして~~。
いつも楽しみにしていまーす!
お仕事頑張ってくださいね~(笑)
初めまして~~。
いつも楽しみにしていまーす!
お仕事頑張ってくださいね~(笑)
3. Posted by 金沢 2010年08月07日 02:16
ネット社会はいろいろな
攻防合戦が繰り広げられているのですね。ふむふむ・・
攻防合戦が繰り広げられているのですね。ふむふむ・・
4. Posted by うい 2010年08月13日 18:15
とっても素敵に表現されてたと思いました(^-^)
5. Posted by ii 2010年08月28日 15:35
お疲れ様です(*^_^*)