2004年01月

2004年01月29日

ソーシャルネットワーキングとドラえもんとマイクロソフト

さっきCNETにいってみると、トップページだけで、ソーシャルネットワーキングの記事が3本あった。

ソーシャルネットワーキング体験記

ソーシャルネットワーキングにも有料化の波

グーグル、Orkut.comを一時休止--超人気でアクセスをさばききれず

なんか一年ぐらい前に「blog?ブログ?」みたいな記事が多かったけど、今年はソーシャルネットワーキングちゅうことでしょうか。

IT系の方々とお話していると、ソーシャルネットワーキング興味あるんです、みたいなことをよく聞くようになった。検討してます、もう準備してますみたいな会社、知ってるだけで片手で数えられるかられないかという感じ。


ブログのときとちょっと違うのは、ブログブームみたいなときはブログ=無料がトレンドで、当時(今もか)機能的に優れていたMTが無料であったため、そのトレンドは必然で、ビジネスモデルが見えない中、技術的には難しくないにかかわらず、大手は参入を躊躇し、1年経った気がする。

nifty、cocolog本気モードなんて噂も聞きますが、今後は大手は
・他社追随(≒右に習え)というモチベーションでのスタート
・ある程度ビジネスモデルが見えてきてのスタート
・化けたときに逃がした魚は大きかった、ということのないようにのスタート
というあたりで参入相次ぐというとこでしょうか。


という中で、今度はSocialNetworkingブームの兆し。
ちょっと違うのは
いまインターネットの世界で、Friendsterを代表とするソーシャルネットワーキングサービスがトレンドとなりつつあるが、ネットのもう1つのトレンドである有料化の波が、このサービスにも押し寄せそうだ。(ソーシャルネットワーキングにも有料化の波:CNETより引用)

とあるように、SocialNetworking=有料がトレンドになれば、大手の参入障壁はモチベーション的にかなり低くなるので、exciteとかすげー参入しそう。
friendsが抱える課金ユーザーという土台や、有料化大好きという方針とか、都会20代、30代狙いなんてとこからもそんな感じが。

その前にネットエイジ×サイバーみたいなベンチャーの参入が今年上半期はぽこぽことでてきて、後半から大手が参入予定みたいな報道が増えるという感じか。

ただ、blogのときみたいに、海外でMT流行ってる→日本でもそのまま日本語化するだけでOK!ビバMT!みたいな流れには当然ならないので、ちょっと頭使わないといけないですね、参入企業は。

(と書きつつ、myprofileとかMyblogListなんてSocialNetworkingの土台になりそうなサービスやってるドリコムはどうすんのさ?なんて突っ込みもあるでしょうが、そこはそれで突っ込まないのがルールということで(笑)

Friendsterもだいぶ前に使った気がするのですが、あそこまでオープンなのは日本人にはなじまないことこの上なし。
その点、梅田さんが体験記を書いていたLinkedInのが日本人向きかも。

LinkedInに関してはOn Off and Beyondの渡辺さんのblogにも体験記があります。
LinkedIn2の記事ではすげーSocialNetworking周りバブリーなのがわかるし、Six Degreesのパテントの競売に参加した企業はみんな虎視眈々というのがわかる感じです。米Yahoo!もその1社。
僕が面白いと思ったのは、
私は実は「power of cold call」をかなり信じている。cold callは「いきなり訪問」ということで無紹介で相手に突撃すること。相手にとって意味のある提案であれば、cold callでも何とかなるものだ。

とはいうものの、誰でも紹介なしで人に連絡を取ろうとするのは嫌なもの。だから、一生懸命コネを探す。私だって、簡単に探せそうなコネはもちろん探すし、なるべく人的ネットワークを広げよう、とは努力する。が、「network is overrated=実は世の中で思われているほどコネには意味がない」と思っており、むしろ「意味のある提案を作る」方に力を入れている。
というところ。日本はその傾向が強いのかなぁと思っていましたが、どこも一緒ですね。僕は結構サイトとかを隅の隅までみて連絡先を探して直接連絡するタイプなので、もちろん「何しに来たんだ、こいつ。」と思われることもありますが、いまのところ僕もコネはさほど意味ないと思っているほうです。ファーストインプレッションに影響するぐらいでしょうか。


さて梅田さんのソーシャルネットワーキングがブレークするにはではSocialNetworking使って仕事が見つかる、いい人材が見つかるという事例だったり、FriendRankみたいな画期的な技術が開発されない限り、みたいな紹介がある。
僕個人的には今のところ、日本でSocialNetworkingブレーク云々は「ネットワークの開き方とその制御」がキーになる気がする。

例えば、今僕はMSNのメッセンジャーを使っている。まずこのメッセンジャー自体が友達リストになっていて、これは相互に「あんたとは友達だよ!」というコンセンサスが取れているリストです。
で、SocialNetworking的にみれば、そのコンセンサスを取れている同士であればそのリストは公開OKだろーみたいな感じなのですが、いまメッセンジャー使っている人で、「Oh!Ok,Ok.ウェルカムでリスト見てくれ!」なんて言える人が何割いるだろうか。
もっと言えば、携帯のメモリー見せてよーっていって見せてくれる人が何割いるだろうか。

と考えると、こいつにはここまで見せてもいいけど、こいつにはここまでだ、なんていうネットワークの開き方がポイントになると思う。

日本人ってシャイなんですかね。。。海外いったことない僕はわかりません。

というわけでまぁ、そこらへんの痒いとこに手が届いたサービスを設計できたところが勝ちそうです。個人的には楽天広場あたりがそういうの得意そうだと思ってます。

さて、ちょっとだけ戻ると、さっきMSNメッセンジャーの話をだしたのが、MSNは、マイクロソフトはSocialNetworkingやるか、と思ったら、メッセンジャー使って一気にトップシェアとれそうです。

同じくCNETの記事でサーチエンジンがブラウザを飛び出した--デスクトップ検索の行方を探るなんて記事があります。MSがOS&IEのシェアを最大限に利用してブラウザの中も外も検索できるサービスを提供するのに、GoogleもYahoo!も戦々恐々なんて話なんですが、あれですか、SocialNetworkingみても、検索見ても、おいしいとこは最後にMSが全部持っていくっていう話ですか。

ベンチャーがのび太君だとしたら、金のなる木(≒検索エンジンやSocialNetworking)がドラえもんってわけです。
で、MSがジャイアン。

ベンチャーが金のなる木を見つけて、すげー、これは儲かる!なんていっていると、ジャイアンが来て「おーのび太、いいもん持ってんじゃねーかよ」

ってやつです。

昔、ベストセラーになった無料プロバイダーを考え出した時代の窮児、板倉さんの著書「社長失格」でも、ビルゲイツから急に亜アポがあり、いろいろ板倉さんが説明した後、自分のところでもできそうだという感触でアメリカに戻ったというような話がありました。

MSにつぶされないでビジネスをする、というのはシリコンバレーではひとつの常識です、なんて話を聞いたことがありますが、その術は案外マイクロー君が握っているかもしれません。


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2004年01月26日

blog≒ネット掲示板 SN≒出会い系

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サイバーエージェントとネットエイジが出会い系コミュニティで新会社

ということで、先日も書いたGOCOOですが、ネットエイジとサイバーエージェントのジョイントベンチャーということでスピンアウトしたようです。

記事の中ではソーシャルネットワーキング=出会い系となっており、日経新聞でよく見かけるblog=ネット掲示板ってやつを思い出しました。


日本人は「士」のつくサービスを利用するときは知り合いの紹介とか口コミを大事にします。
医師、弁護士、公認会計士、税理士などなどなど。

また、海外ほど路上で出会う機会の少ない日本ではやっぱりこれも知り合いの紹介を大事します。

前者はやっぱり信用を重視するわけですが、後者は信用以外に「きっかけ」という思い出も大事にする傾向かなと思います。

同じ人に出会い系サイトで出会うのと、沈没しそうな豪華客船で出会うのでは、その後恋愛の発展具合はかなり違っていくでしょう。
もし、彼らが出会い系サイトで出会っていたとしたら、ディカプリオ扮するジャックは氷海の中自ら命を落としてまで出会って数日のローズを守ったでしょうか。
ローズは数十年たったその日もそれを永遠の愛の思い出として語り続けたでしょうか。

というわけで、いままでの出会い系サイトと「きっかけ」という部分で違う角度から攻められていると思います、このサービス。

いろいろ新しい機能やコンテンツを載せてくると思うのでソーシャルネットワーキング≠出会い系のイメージアップをネットエイジとサイバーエージェントに期待です。

あと、奥菜恵さんとの結婚式を間近に控えた藤田さんの会社とのジョイントベンチャーであるところに大胆さを感じますが、藤田夫妻の素敵な芸能人ネットワークが参加してくれることを期待する今日この頃です。


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2004年01月23日

拝啓 Bloggerの皆様 悲しいお知らせとご協力のお願い。

Googleもこっそり出会い系なんて話題がでてますが、ソーシャルネットワーキング、流行りそうですね。

知り合いのお姉さんこんなサイト作ってます。日本初のソーシャルネットワーキングのサイトのようです。

僕も前々からソーシャルネットワーキング系、手をつけたいなぁと思っていたのですが、先こされました(笑)

さて、件名の件なのですが、Myprofileのログの解析結果などを眺めていると面白いことに気がつきました。

どこのロボット/スパイダーがMyprofileに訪れているかという数字なのですが、

2003年9月
1. Google Search Engine 9,742回訪問(67.6%)  36,833PV(48.5%)
2. Inktomi 2,661回訪問(18.5%) 3,255PV(4.3%)

2003年10月
1. Google Search Engine 7,635回訪問 (45.8%) 59,847PV(43.8%)
2. Inktomi 5,620回訪問 (33.7%) 7,263PV(5.3%)
 
2003年11月
1. Inktomi 8,987 回訪問(49.8%)  13,701PV(6.4%)
2. Google Search Engine 5,397回訪問 (29.9%) 102,449PV(48.0%)

2003年12月
1. Inktomi 13,890回訪問 (61.4%) 22,067PV(9.4%)
2. Google Search Engine 5,045回訪問(22.3%)  151,578PV (64.8%)

Inktomi、めちゃめちゃ遊びに来てくれるようになりました。

(笑)


どうも、googleはずしは11月ぐらいから本格化してきているようです。上記データからもYAHOO JAPANがgoogleはずしをする可能性も高い気がします。


また、以前から指摘があるようにInktomiのロボットはリンク構造自体の重要度が低いせいもあるのか、1度訪れる際にindex化するページ数は少ないです。
元々ロボットがLink構造からのIndex化向きじゃないというのもあると思います。


googleはPV/訪問回数
3.8PV 7.8PV 18.9PV 30.0PV
という感じでblog導入などもあって倍倍ぐらいに伸びてますが、訪問回数にあまり差はありません。

一方InktomiはPV/訪問回数
1.2PV 1.3PV 1.5PV 1.6PV
訪問回数はどんどん増えているのに1度の訪問あたりのPVはあまり増えていません。

さまざまなblogでもとりあげられていますが、
GoogleとInktomi、検索結果の一致はわずか16%?ECジャパン調査(impress)
というわけでもちろん、検索結果もかなり異なってきます。

で、ここからが、bloggerの皆さんに悲しいお知らせ。

YAHOOがgoogleをやめて、自社の検索エンジンにした場合、エンジンはわかりませんがindexはInktomiである可能性が高いです。

そうなると上記データからも、GoogleのPageRankではSEO云々ということで、結果としてPVが増えているblogですが、YAHOOがgoogleをやめたとたん、一気にPVが下がる可能性があります。

現在のYAHOO経由のPVは激減する可能盛大です。

YAHOO向け(Inktomi向け)SEO対策なんてのもまた流行るかもしれないですが、Blogは対策というより、勝手にというところが大きいのでなかなかPV維持は難しいかもですね。そもそもクロールすらされていないページが多くなりそうです。

という推測も含めですが、Bloggerの皆さんに悲しいお知らせとなるお話でした。


アクセス解析をしている方々、自分のところも急にInktomiからの巡回が増えているなどあればtrackbackください。もししたらMyprofileだけかもしれません。
複数データを元にしてより正確な結果を、ということで、みなさんからいただいた数字を元にリサーチをしてみるという企画でした。

追記:お願いと書いたものの、書いてすぐに、どこのロボット/スパイダーが巡回しに来ているかを調べられる環境のbloggerの人ってすごい少ない気がした。
ので、PVに占めるGoogleとyahooからのPVとかのがよかったという後悔。。。

既にこの調査失敗の予感(笑)

追記2:あそびをせんとやうまれけむさんからtrackbackあったので追記。

Yahooのblog対策期待なのですが、Inktomi自体がページ内のキーワード構成を重要視しているとかもあるので、このままだといわゆる16%に自分のblogが入っているかどうかって話で、なんか84%でありそうな予感です。。。


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2004年01月21日

エンジニアがマジ嫌いな仕事30

この前本を書いたうちの安藤君が面白いものを見つけてきた。

エンジニアがマジ嫌いな仕事30

■エンジニアの方へ
「そうそう。ほんとそうだよ。」って何個うなずけますか?

■非エンジニアの営業系の方へ
「痛い。胸に痛い。それはすげー身に覚えがある。」ってなんこ心痛い項目がありますか?

上司として、営業として、身に覚えがある、心痛い項目赤にして見ました。

1.人間関係がうまくいっていないヤツらと一緒にする開発

2.管理業務を「生産なしで金の無駄遣い」と考える現場部長との打ち合わせ

3.私は接客が大嫌い!客は機械のように規則正しく振舞わない

4.汚いソースを読まなければならない人の尻拭いのプログラミング

5.「すぐにできます」が口癖の営業と行くお客との金額折衝

6.システムトラブル時の、知識のない連中への詳細な原因説明

7.マネジャーのへぼで破綻した開発プロジェクトを、体力だけで支える仕事

8.中途半端な説明で、最後には「適当に」と頼まれる仕事

9.ラフスケッチのような仕様書だけでスタートするプロジェクト

10.良し悪しが判断できない顧客が要望する、不得意な技術分野の仕事

11.実験を思いつくのはいいが、面倒だからやるのは嫌。結果だけ知りたい!

12.スーツを着る仕事が一番イヤだ!

13.部品図の作図。組立図は挑戦だが、部品図は下絵への色塗りだ!

14.プレゼンが嫌い。私は話すのが苦手でこの仕事に就いたんだ!

15.マニュアルづくり。頭でわかっていることを文字にするのは嫌悪感!

16.中国に仕事を発注して一緒にする仕事。単価は安いが手間ばかり!

17.ユーザーに頼まれる自宅PCのトラブル相談。断れないじゃん!

18.時間ばかりかかって全く活用されない、パワーポイントを使った資料作成

19.人事から毎年依頼される、出身大学への新卒社員勧誘業務

20.システム開発会社に下請けで出向し、一人で行う開発作業

21.設計完了後に値引き交渉を切り出す客の対応にうんざり

22.仕様が未決なのに、すべてに対応できる設計をしろといわれる仕事

23.引いてもムダなスケジュールを引くこと

24.前担当者が作成したプログラムの大規模な修正が大嫌い

25.納期から既にムリで、ウソを書くことがわかっているテストパターンの検討

26.集中できないので電話を取るのがイヤだ!

27.政治的な背景で社内にシステムを導入せざるを得ない場合

28.いらなくなったテレビサンプルの廃棄。重くてキツい!

29.資料や見積もりの作成で、条件設定が嫌い。条件を書き漏らすと補償問題になる

30.マニュアルの存在する仕事。独創性がなくて、誰でもできるから

8個はかなり胸が痛い。 

っていうか9.ラフスケッチのような仕様書だけでスタートするプロジェクト

MyblogListとかって、僕がホワイトボードに手書きしただけな気がする。

いま進めている新しいツールも同様。


まぁ、あとは自由にやってくれ、ということで。

そういえば今日お昼ごはんを一緒に食べていたら「(僕が考えた新しいツールに)こんな機能をつけようと思うんだけど、いいでしょ?

既に僕は、僕が考えたサービスなのに、自慢される立場になっていた・・・


この記事のリンク:http://www.myprofile.ne.jp/blog/archive/naito/145


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